リンク
「システムエンジニア」という業種は、その働き方や仕事内容によって、さらに細分化することができます。会社に勤めずにフリーランスで働くフリーエンジニアや、企業内のシステムを管理運営し経営に参画することもある社内SEなど、それぞれに仕事内容も大きく異なりますし、働く環境も、収入も違います。収入で言えば、地域によっても格差があります。
フリーエンジニアは、直接クライアントと掛け合って仕事を確保しなければなりません。交渉次第では高額案件をたくさん確保できるというメリットがありますが、裏を返せば仕事を取れなければ収入がゼロになってしまうというデメリットもあります。ワークスタイルには、在宅勤務の場合と会社の職場に参加する場合の2種類があります。大企業のプロジェクトに参加する場合、必ずしも自分の好きなペースで仕事ができるとは限りません。フリーエンジニアは会社勤めのエンジニアに比べると、いつ切られてもおかしくない立場の存在です。常に自分のスキルを高める向上心を持つことが求められます。
IT業界には意外な地域格差が存在します。関東地方で働くエンジニアの平均年収は608万円ですが、九州地方の場合、その平均年収は502万円にとどまっています。同じ分量の仕事をしても働く会社のある地域によって報酬が大きく異なるのです。転職で年収アップを図りたい方は、勤務地にも十分に注意した方が良いでしょう。また、業種によっても給与額に差があります。ソフト系よりもハード系の職種の方が平均年収が高く、地方ほどその差が大きい傾向にあります。しかし、高年収を得ている関東地方のエンジニアの中にも自分の年収に不満を抱いている方が少なくなく、必ずしも収入と仕事の満足度が一致するとは言い切れないようです。
日本のシステムエンジニアの典型的な働き方といえば、SIerの社員になることです。その場合には比較的大きなプロジェクトの現場に借り出されて、分業化された工程を担当することになるでしょう。一方社内SEとして働く場合には、その雇用先企業によって事情が異なります。社内に専門部署を置く会社であれば、システム開発関連にある程度絞った業務内容になるでしょうし、社内に特に専門部署のない会社であれば、基本的にはシステム関連であるものの一部総務やマネジメント業務も担当するがあります。また企業によってはシステム情報部門だけを切り離して子会社化している場合もあります。
システムエンジニアという業種によくある働き方のひとつが、「客先常駐」というパターンです。受注した開発企業のエンジニアが、発注元であるクライアント企業に常駐して勤務する働き方で、契約形態としては、派遣又は請負となります。この客先常駐という働き方、システムエンジニアにとっては辛いのか?メリットはあるのか?その実態に迫ります。
システムエンジニアとして開発現場で激務をこなしていると、ありとあらゆるストレスに襲われます。精神的にも身体的にも疲れがたまり、ストレスとなって蓄積していきます。激務に耐え続けた結果、うつ病となってしまうシステムエンジニアも少なくありません。そうなってしまう前に、自分自身でストレス度合いを自覚し、対策を練りましょう。
会社に所属せずに、独立独歩で稼ぐシステムエンジニア、いわゆるフリーエンジニアが増加しつつあります。サラリーマンとして働くシステムエンジニアの多くが一度は独立を検討すると言っても過言ではありません。その収入は会社員の1.5倍~2倍とも言われていますが、実際のところ、どうなのでしょうか?フリーエンジニアの実態を紹介します。
数年のプログラマ経験を経て、システムエンジニアに転身。現在はフリーのシステムエンジニアとして走り回っています。
ご意見・ご要望等はこちらからお寄せください。
Copyright © 2015 世間はこう見る!システムエンジニアの業種とは? All Rights Reserved.