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客先常駐ってどうよ?
システムエンジニアとひとまとめに言ってもその働き方は様々で、顧客先に営業やプロジェクトの関係で足を運び作業するのが一般的ですが、他にも派遣や客先常駐、フリーランスなどがあります。客先常駐とは客先で日々作業することですが派遣とも業務委託とも少し異なっています。この客先常駐という働き方を知りましょう。
客先常駐というと一番に思い浮かぶのが人間関係の構築の難しさです。自身は客先とは異なる会社の者ですから、そこで余所者扱いを受けたと感じたり自社への帰属意識がなかったりすることがあります。現場が変わる度にそこで1から人間関係をつくっていかなければならないことが苦痛に感じる人もいるかもしれません。また、常に客先の目があるということも精神的に休まる場所がなく感じてしまう要因だと思います。自社へは月に何度か会議に戻るぐらいなので落ち着いて作業することができる場所というのはほとんどないでしょう。営業でもプロジェクトでも客先へ向かうことはあっても一時的なのが一般ですから極端に言ってしまえば、そのときだけ気を張っていればいいのですが客先常駐ではそういう訳にはいきません。そしてエンジニアとして成長していく機会がないというのも大きなストレスになるのではないでしょうか。決められた技術だけ使っていればできてしまい、「プロジェクトリーダーとなる」などのような立場が変わることもない一技術者としてずっと作業するからです。責任がなく一人前になれない環境が整ってしまっているのです。人間関係の構築が難しい、精神的に休まる場所がない、エンジニアとして成長する場がない、というのが客先常駐の大きなデメリットです。
デメリットは裏を返せばメリットにもなり得ます。例えば、人間関係に関して言えば、多くの人と出会うので人脈を広げるチャンスになります。現場が変わることが多いので、気が合わない人がいても割り切って仕事できます。極論、責任も問われないので気楽に作業できると思います。その都度システムの内容が異なるので様々なシステムに幅広く触れることができるのもメリットです。さらに、自社へはみんな帰らないので、エンジニア同士で給与、昇進、派閥などといったいざこざに巻き込まれることはありません。割り切った人付き合いができる、人脈が広がる、幅広く様々なシステムが見れるというのが客先常駐のメリットです。
メリット、デメリットを踏まえて客先常駐に向いていると思う人がいます。技術者としての経験が浅い人、技術者としてこだわりがあまりない人、人と話すのがあまり得意ではない人、広く浅い知識を身につけたい人、将来独立を考えており人脈を広げたい人です。人と話すのがあまり得意でない人、というのは意外かもしれません。しかし、客先常駐の場合、社内での人間関係を考えなくても質問や報告ができれば業務上支障はありません。そういった意味で人と話さなくても働けるからです。これらの人は上のデメリット、メリットを吟味して客先常駐という働き方を考えてみてもいいかもしれません。
システムエンジニアという業種によくある働き方のひとつが、「客先常駐」というパターンです。受注した開発企業のエンジニアが、発注元であるクライアント企業に常駐して勤務する働き方で、契約形態としては、派遣又は請負となります。この客先常駐という働き方、システムエンジニアにとっては辛いのか?メリットはあるのか?その実態に迫ります。
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数年のプログラマ経験を経て、システムエンジニアに転身。現在はフリーのシステムエンジニアとして走り回っています。
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